独立リーグを人材の宝庫に変えた男、茨城アストロプラネッツ前GM・色川冬馬の次なる挑戦の舞台はMLB球団 (4ページ目)
この春、色川氏は新シーズン開幕のタイミングで球団を離れることになり、「もちろん寂しい気持ちはある」と率直に語る。
「でも考え方を変えてみると、球団を出たから気づいたこともたくさんあります。それに『挑戦と改善をしろ』と言っている僕が、茨城に4年以上もいる時点で『それって、言っていることとやっていることが違くない?』と言われたら、そのとおりかもしれない。苦しい状況に置かれた時こそ、そのゲームを楽しもうというマインドセットにいかに切り替えられるか。思い込みはネガティブを促進させると思うので、自分自身にゲームチェンジを起こせるかがすごく大事だと思います」
色川氏は某MLB球団の日本担当スカウトを務める予定で、新たな道を開拓していくという。成果を出した先に見据えるのが、NPB球団でのGM職だ。
壮大な夢だが、35歳の大いなる挑戦を楽しみに見ていきたい。
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著者プロフィール
中島大輔 (なかじま・だいすけ)
2005年から英国で4年間、当時セルティックの中村俊輔を密着取材。帰国後は主に野球を取材。新著に『山本由伸 常識を変える投球術』。『中南米野球はなぜ強いのか』で第28回ミズノスポーツライター賞の優秀賞。内海哲也『プライド 史上4人目、連続最多勝左腕のマウンド人生』では構成を担当。
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