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【プロ野球】ソフトバンク和田毅が引退に際し危惧する昨今のプロ野球界 「100%データに頼るのは少し違うかなと...」 (4ページ目)

  • 田尻耕太郎●文 text by Tajiri Kotaro

── たくさんの感謝を込めて、3月15日に引退試合に臨まれます。どんな心境で迎えると想像しますか? 涙はありますかね?

和田 どうなんでしょう。泣かないと思いますけど、「ついにこの日が来てしまいました!」って、青木(宣親=昨季ヤクルトで引退。早稲田大学の1学年後輩)の真似をしようかな(笑)。でも、応援してくださった皆様への感謝の思いを胸に臨みたいと思います。

おわり


和田毅(わだ・つよし)/1981年2月21日生まれ。浜田高から早稲田大に進み、2002年  にドラフト自由枠で福岡ダイエーホークス(現・ソフトバンクホークス)に入団。1年目から14勝をマークして新人王を獲得。以降、5年連続2ケタ勝利を達成。10年に17勝を挙げ、最多勝を獲得し、7年ぶりのリーグ制覇に貢献。11年オフに海外FA権を行使し、ボルチモア・オリオールズへ移籍するも、開幕直前に左ヒジを手術。14年にシカゴ・カブスに移籍し、メジャー初登板を果たす。15年オフに日本球界復帰を決断し、16年より再びホークスに所属。復帰1年目から最多勝、最高勝率のタイトルを獲得した。24年のシーズン終了後、現役引退を発表した

著者プロフィール

  • 田尻耕太郎

    田尻耕太郎 (たじり・こうたろう)

    1978年生まれ、熊本市出身。 法政大学で「スポーツ法政新聞」に所属。 卒業後に『月刊ホークス』の編集記者となり、2004年8月に独立。 九州・福岡を拠点に、ホークスを中心に取材活動を続け、雑誌媒体などに執筆している。

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