ベイスターズ27年ぶりリーグ制覇、そして日本シリーズ連覇へ 三浦大輔監督が語る2025年の目論見 (4ページ目)
── 日本シリーズ優勝の真価を示すためにも、今季は大事な戦いになりそうですね。
三浦 日本シリーズ優勝という経験は非常に大きいと思います。優勝という結果はもちろんのこと、優勝までのあの厳しい状況をチーム一丸となって乗り越えられた。これはチームとって大きな財産であり、選手個々にとっても財産になります。この経験を生かして今季戦っていきます。
── ポストシーズンを見ていて、しみじみいいチームになったなと感じました。
三浦 ありがとうございます。たしかによくなってきましたけど、完成ではありません。去年よりも今年、今年よりも来年といったようにしていかなくちゃいけない。ともあれ、チーム全員が絶対にリーグ優勝して、日本シリーズ連覇という強い気持ちになっています。143試合どれも大事な試合だということを忘れず、一丸となって戦っていきます。ヨロシク!
三浦大輔(みうら・だいすけ)/1973年12月25日、奈良県出身。高田商から91年のドラフトで横浜(現・DeNA)から6位指名を受け入団。4年目から先発ローテーションに定着し、97年には自身初の2ケタとなる10勝をマーク。98年には自己最多の12勝を挙げ、38年ぶりリーグ制覇、日本一に貢献した。2005年には最優秀防御率、最多奪三振のタイトルを獲得した。2016年に現役を引退し、19年にDeNAの一軍投手コーチ、20年に二軍監督を歴任し、21年から一軍監督として指揮を執っている
著者プロフィール
石塚 隆 (いしづか・たかし)
1972年、神奈川県出身。フリーランスライター。プロ野球などのスポーツを中心に、社会モノやサブカルチャーなど多ジャンルにわたり執筆。web Sportiva/週刊プレイボーイ/週刊ベースボール/集英社オンライン/文春野球/AERA dot./REAL SPORTS/etc...。現在Number Webにて横浜DeNAベイスターズコラム『ハマ街ダイアリー』連載中。趣味はサーフィン&トレイルランニング。鎌倉市在住
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