完全試合、三冠王、2ケタ勝利&2ケタ本塁打...快挙だらけの2022年「野球界10大ニュース」 (3ページ目)
ベーブ・ルース以来、104年ぶりに2ケタ勝利&2ケタ本塁打を達成した大谷翔平(photo by Taguchi Yukihito)この記事に関連する写真を見る
【大谷翔平が104年ぶりの快挙】
大谷翔平(エンゼルス)が8月9日のアスレチックス戦に「2番・投手」で先発出場し、6回無失点の好投で10勝目を挙げ、1918年に"野球の神様"と呼ばれたベーブ・ルースが達成して以来、104年ぶりとなる「2ケタ勝利&2ケタ本塁打」を成し遂げた。
また10月5日の試合で、「規定投球回(162回)&規定打席(502打席)」に同時到達。メジャーで同じ年に両方をクリアした選手は、現在の2リーグ制が確立した1901年以降では初めて。"二刀流"プレーヤーとして、また新たな歴史を刻んだ。
メジャー5年目となった2022年の大谷は、投手として15勝、防御率2.33、奪三振219、打者として打率.273、34本塁打、95打点をマーク。
最優秀選手(MVP)への選出が期待されたが、ア・リーグ最多記録となるシーズン62本塁打を放ったアーロン・ジャッジ(ヤンキース)が選ばれ、大谷の2年連続MVP受賞はならなかった。
また大谷は2023年3月に開催される第5回WBCへの参戦を表明し、"侍ジャパン"の一員として戦うことになった。はたして、どんな活躍を見せてくれるのか。今から楽しみでならない。
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