「きつねダンス」で球場を盛り上げるファイターズガール12名の素顔。ダンスの魅力、熱くなった試合を語ってもらった (4ページ目)

  • スポルティーバ編集部●構成 text by Sportiva
  • 立松尚積●撮影 photo by Tatematsu Naozumi

桑原優香桑原優香この記事に関連する写真を見る●桑原優香 Kuwahara Yuka 
在籍:3年目 
出身:札幌市

ーーファイターズガールに入ろうと思った理由は?

「家族と札幌ドームで野球観戦した幼い頃からファイターズガールに憧れがありました。自分も得意なことで力になりたい、一緒に応援したいと思ったのがきっかけです」

ーーファイターズの好きなところは?

「勝っていてもそうでなくても一球入魂、全力投球なところです。そして最後の一球まで決して諦めない気持ちが、ベンチを含めて共通しています。勝った時は喜びを爆発させて、惜しくも勝てなかった時は悔しさで動けない選手がいます。その姿を見て私たちももっと応援していきたいと心が震えます」

ーー今季、胸が熱くなった場面は?

「まず静岡での試合で、雨のなか、熱い応援もあって連勝をしたことが印象深いです。あと胸が熱くなったのは、サヨナラ勝ちをしたあと一目散にグラウンドへ向かって喜ぶ選手たちの姿を見た時や、野球体験イベントなどを行なう『ファイターズスポーツキャラバン』で町の皆さんが温かく迎えてくださった時です」

ーープライベートで最近、ハマっていることは?

「オリジナルサラダを作ることです。アスパラやトマトなどを使ったり、最近は北海道産大豆を使ったお豆腐のサラダにもハマっています!」

ーーご自身のチャームポイントは?

「笑うとかまぼこになる目です」

ーー「きつねダンス」が大きな話題になっています。このフィーバーについてどう感じていいますか?

「最初に『きつねダンス』を見た時に正にきつねにつままれるような気持ちがあり、ファンの皆さんに受け入れてもらえるかドキドキしながら踊っていました。YouTubeで選手たちがダンスを踊る動画が配信になったあと、『きつねダンス』に対するファンの方の声援が日増しに大きくなっていきました。取材を受けることも多くなり、遠くに住んでいる祖父母が何度もテレビを見ていると聞き、北海道外でも見てくれている人がいると実感しました。他の球団やスポーツ、異なる業界とコラボもありました。とてもありがたいことで、そのなかで応援やダンスをさせていただけることを光栄に感じます。『きつねダンス』をきっかけに野球界全体を盛り上げていけたらと思っています!」

ーー「きつねダンス」の魅力はどんなところだと感じていますか?

「キャッチーなメロディーにコミカルな振り付けだと思います。ファイターズのメインマスコットであるキタキツネの男の子、フレップがフィーチャーされていて、きつねが『きつねダンス』をするというわかりやすいところがまたいいのかなと思います。私たちと同じきつね耳をつけていたり、お子さんが一生懸命踊っていたり。ファンの皆さんが踊っているところがよく見えて、頑張ろうという気持ちになれます」

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