新庄剛志が友人に語ったスター像。「練習なんか全然してないフリして、試合であっけらかんと本塁打を打つ」 (3ページ目)

  • インタビューマン山下●文・写真 text & photo by Interviewman Yamashita

 指導者としての新庄さんは、プレーする選手の気持ちの持ち方をなによりも重要視しているのです。そして、記者会見で「監督としての夢」について聞かれた新庄さんはこう答えていました。

「世界一の球団、世界一のチームにしたいですね。でっかい目標として置いておきたい。そのためには全国のファンの力っていうものはものすごく大事であって。北海道が日本ハムと一緒に生活をしていけたら最高だと僕は思ってるんで。一人ひとりの笑顔を少しずつ増やしていけたらうれしいですね」

 新庄流メンタル指導法が選手全員に浸透することでチームが成長し、北海道日本ハムファイターズが世界一の球団になることを私は信じています。


インタビューマン山下
1968年生まれ、香川県出身。1992年、世界のナベアツ(現・桂三度)とジャリズム結成、2011年に解散。同年、オモロー山下に改名し、ピン芸人として活動するも2017年に引退。その後、ライターに転身。また、2021年に芸人に復帰し、『M-1グランプリ2021』ではユニットコンビ「山下ぴんく」として3回戦進出。現在は芸人とライターの二足のわらじで活動中

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