ポポポ! あのポンセが台湾プロ野球でコーチに。日本進出はあるのか? (2ページ目)
──日本のプロ野球で大活躍したポンセさんですが、台湾プロ野球、そして台湾そのものについては、どんな印象を抱いていましたか?
「実際のところ、私は台湾についてはあまり詳しくなかったのですが、そこにプロフェッショナルのベースボールがあることは知っていました」
──すでに現地に在住しているそうですが、実際に住んでみての印象は?
「台湾はとても美しいところです。山々がそびえ、料理も美味しいですね。台湾の人たちはとてもフレンドリーですよ」
ポンセ氏といえば、昨年4月に突然、YouTubeで「カルロス・ポンセ公式」チャンネルを開設。地元フロリダの若者にバッティング指導する様子などを、すべて日本語字幕付きで配信し始めた。
当時、それを見てビックリしたSportivaは、すぐに本人を直撃してチャンネル開設の狙いと近況を聞いてみた。その結果、ポンセ氏が「日本に美しい思い出を持っていて、今でも日本のファンに感謝している」こと、日本を離れてからも「ずーっと、大好きな横浜DeNAベイスターズの監督になりたいと願っていた」こと、アメリカにいながら「ベイスターズの試合をネットでチェックしていた」ことなどがわかった。
また、メジャーリーグの経験(1985年、ブルワーズに在籍)もあるポンセ氏だが、現役引退後はマイナーリーグのコーチをした後、アマチュア選手を指導するかたわら、「16年間もバドワイザーのトラック運転手をしていた」こと、いまも「フルタイムの指導者として現場復帰して若手を育てたいという熱い想いがある」ことも判明した。
となると、「動画配信」を始めてからわずか1年で、長年の想いが台湾で実現したことになるが......。
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