今永昇太が山﨑康晃に懇願する「これだけはやめてほしいこと」 (4ページ目)

  • 石田雄太●文 text by Ishida Yuta
  • 細野晋司●写真 photo by Hosono Shinji

山﨑 僕、土足で入っていくタイプなんでね。リラックスさせようと......でもタイミングは見ているつもりだよ。

今永 いつもどおりなのに、『いつもよりも全然、しゃべってないやん』とか耳元で囁くし、僕がちょっとアップの順番を間違えただけで、『おいおい、これ、ヤバいよ』とか『間違えない時は勝っているんだけどなぁ』とか、いちいち言わなくていいことを言ってくるんですよ。

山﨑 (笑)。

今永 僕は、ヤスさんをいじっちゃいけない時はいじらないようにしているんですよ。でもこの人は、僕を本当にいじっちゃいけないシーンでも平気でいじってくる。打たれて、次こそはちゃんと抑えなきゃ、まずいぞと思っている時でも、ロッカーで平気な顔してツッコミを入れてくるんです。僕のヤスさんへの気遣いを少しはわかってほしいな、というのは、今、この場をお借りして言わせていただきたいと思います。

── 山﨑さん、どうですか?

山﨑 気は遣っているんですけどね、僕なりに(笑)。

今永 いやいや、できればそっとしておいてほしいんですけど(苦笑)。ヤスさんの絡みについ反応してしまう僕も悪いんですけど......。

山﨑 いつもどおりにやってもらおうと思ってさ。それに昇太、突っ込むとボケてくれるから、喜んでいるんだと思っていたよ(笑)。

(おわり)

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