2018.03.29

山﨑武司ほか「精鋭評論家」7人が
セ・リーグ予想。4強2弱は本当か

  • 田口元義、スポルティーバ●文 text by Taguchi Genki、Sportiva
  • 小池義弘●写真 photo by Koike Yoshihiro

2018プロ野球順位予想~セ・リーグ編

 プロ野球の2018年シーズンがいよいよ開幕する。セ・リーグは広島のリーグ3連覇に注目が集まるが、昨年シーズン3位からクライマックス・シリーズを勝ち上がり日本シリーズに進出したDeNAも虎視眈々と20年ぶりの優勝を狙い、阪神、巨人も”復権”に向け戦力を整えてきた。また、ヤクルトはコーチ陣を一新し、中日は”松坂フィーバー”に沸くなど、見どころ満載。はたして優勝を手にするのはどのチームなのか。解説者7人に今シーズンのセ・リーグを占ってもらった。

20年ぶりリーグ制覇を目指すDeNAの主砲・筒香嘉智◎山﨑武司氏

1位:広島
2位:DeNA
3位:巨人
4位:阪神
5位:中日
6位:ヤクルト

 リーグ3連覇を目指す広島が、投打のバランスで頭ひとつ抜けている印象があります。特に攻撃陣は、西川龍馬、坂倉将吾、美間優槻といった若手も成長してきていますし、昨年以上に戦力の厚みを感じます。その一方で投手陣はやや不安がありますが、攻撃陣がカバーしてくれると思います。

 DeNAを2位にしたのは、昨年の日本シリーズの経験があったからです。敗れはしましたが、あの戦いぶりは自信になったと思います。キャンプを見ましたが、「今年こそリーグ優勝して日本シリーズに出るんだ」という強い意欲を感じましたし、もうワンランク上のチームになるような気がしています。

 巨人は上原浩治が帰ってきてブルペンが充実しました。勝ちパターンが確立されると、戦い方がすごく楽になります。攻撃力もゲレーロが加わり、岡本和真もやりそうな雰囲気がある。昨年のような大型連敗はさすがになさそうだし、常に上位争いをしてくるだけの戦力だと思います。

 阪神は若手も育っていますが、依然、ベテラン頼みの図式は解消されていません。若手が中心となってチームを引っ張っていければ優勝争いに絡んでくると思いますが、現時点でそこまで求めるのは厳しいかなと……。

 中日、ヤクルトは上の4チームと比べると、やや戦力的に乏しい感じがします。中日は、投手陣はある程度計算できると思うのですが、攻撃力が弱い。逆にヤクルトは、攻撃力だけならセ・リーグでも上位だと思いますが、投手力が弱すぎる。それでこの順位にさせてもらいました。