日本ハム・谷口雄也の「きゅん」となる
リハビリ報告。今は視界良好です (4ページ目)
──谷口選手にとっては、入団時からの後輩ですよね。
谷口 はい。もうボールを1球投げたのを見て、モノが違うと思いました。高卒1年目の開幕スタメンで、あのパ・リーグを代表する投手の岸さん(孝之・当時西武)からマルチ安打をしたんですよ。それはもう、別格でした。僕はあの時、ベンチ入りさえしていない状況でしたから。
──そんな彼を先輩として、どう送り出したいですか。
谷口 本人は投手と打者の両方をやりたいと言って飛び込んでいったわけですから、メジャーでも今までの結果を重んじてもらい、翔平じゃなきゃできないことをやってほしい。応援したいです。
──それでは、谷口選手ご自身の来季に向けてを、再び漢字一文字で表現してください。
谷口 「信」です。これは信頼の信です。来季も栗山(英樹)さんに監督をやっていただけるということは、僕のことを知ってもらえている状態で臨めるので、やりやすさはあります。でも、「こいつ大丈夫かな?」と不安に思われないようにしないといけないですから。「こいつなら大丈夫だ!」と思わせないといけないですね。なので「信」を選びました。
──ファンも来季の復活を待ち望んでいると思います。
谷口 リハビリ中、鎌ヶ谷に来てくれたファンのみなさんは僕の回復していく過程を見ていると思うので、どうか信じてください。そして、北海道をはじめ全国のファンの方々に心配していただくのはもう今年限りにして、来年はみなさんに「よかったね!」と思ってもらえるような1年にしたいです。
2018年の一字は「信」
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