問題だらけの強化試合。小久保ジャパンは
いったい何を「強化」したのか (4ページ目)
小久保監督は戦前から「4番(中田翔/日本ハム)、5番(筒香嘉智/DeNA)のあとを打つ打者がポイント」と話していたが、この4試合で「6番・坂本」が決定したと言っていいだろう。中田と筒香の並びもしっくりきていたし、そこに山田哲人(ヤクルト)が"復調"すれば、今回の侍ジャパンの攻撃陣は、過去の代表と比べても、明らかに破壊力は増している。
だからこそ、投手陣の不安が余計に目についてしまう。「不安要素が明確になった」だけでも、今回の強化試合は意味があったと言えるのかもしれないが......。
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