食生活も充実。CS大活躍のロペスが語る「ベイスターズで戦う喜び」 (2ページ目)

  • 寺崎江月●文 text by Terasaki Egetsu
  • 村上庄吾●撮影 photo by Murakami Shogo

──ふだん街なかでの移動はどうしているのですか?

「日本ではクルマは運転していません。移動はタクシーか、電車や地下鉄を利用しています。僕はいつもPASMOを持ち歩いていますからね。ちなみにチャージもちゃんと自分でやりますよ。オフには靴の買い物が好きで、スニーカーだったり革靴だったり、コレクターとしてたくさん集めたい気持ちもあるんだけど、子供が2人いるんで......大変なんですよ(笑)」

──スポーツでは野球だけでなく、サッカーもお好きだそうですね?

「ええ。好きなレアル・マドリードの試合はもちろん、FCバルセロナの試合もチェックしています。いつも"バルサ負けてくれ!"と思いながらね(笑)。選手ではクリスティアーノ・ロナウドですね。マンチェスター・ユナイテッド時代から見ているけど、彼のスピード感あふれるプレースタイルが好きなんです」

──ではここからは、野球についてお聞きします。ロペス選手は独特な打撃スタイルを持っていますが、ご自身で心掛けているポイントはどこにあるのでしょう。

「なによりも、体の重心が前に突っ込まず、後ろに残すことを意識しています。調子の悪い時は突っ込むことが多くなるので、体のバランスを保つというか、"重心を整える"とでもいうのかなぁ。これは、どの選手にも共通して言えることだと思いますよ。重心が後ろにあるほうがボールもよく見えるので」

──使用するバットへのこだわりはありますか。

「まずはグリップですね。2つ目はバランス。3つ目は材質です。その中でも一番に意識するのは、打った時の弾きを大切にしています。今使っているアメリカ製のバットは昨年からで、友達がこのメーカーに勤め始めたことがきっかけ。アリゾナにある自宅から工場が近く、自ら出向いてオーダーができるので好都合なんです」

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