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台湾のレジェンド選手・張泰山が語る
「日・台・韓」の野球の実力 (6ページ目)

  • 阿佐智●文・写真 text & photo by Asa Satoshi

── それは、張選手を待っているからではないのですか(笑)。来年以降はどうするんですか? 引き続き四国でプレーするんでしょうか?

「いや、それはないです。さっきも言ったように、子どもにプレーを見せたいと思いここで現役を続けることにし、今シーズンは家族と日本で過ごしましたが、彼もこの9月から(台湾の)小学校に通い始めました。だからシーズンが終われば台湾に帰ります。現役を続けることができれば、あと1シーズン続けたいですが、それは台湾でのことになるでしょう。

 それに、できたとしてもコーチ兼任でしょうね。いずれにせよ、来年がラストシーズンです。代表監督ですか? とてもとても、大先輩方がいらっしゃいますから。昨年のプレミア12では、日本でプレーしていた郭泰源(元・西武)さんが監督を務められましたが、まだまだそういう先輩方が代表監督を務めるでしょう。将来的にはそういうこともあればいいかなとは思いますが、これだけはできるかどうかわかりませんね」

 9月16日、四国アイランドリーグplusの今季最終戦が行なわれ、張泰山は公式戦最後の打席をレフトオーバーの二塁打で締めて、174打数41安打の.236、3本塁打の記録を残した。この後、彼は日本での最後の足跡を残すため、リーグチャンピオンシップに臨む。

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