2016.05.14

当たり外れで順位が激変。セ・リーグ新外国人の「優良度」チェック

  • 島村誠也●文 text by Shimamura Seiya
  • 小池義弘●写真 photo by Koike Yoshihiro

解説者による新外国人評価~セ・リーグ編

 早いもので、プロ野球が開幕して1カ月以上が経過した。そのなかでも、気になるのが新戦力の働きだ。特に、新外国人が「当たった」チームは好調を続け、昨年までとひと味違った戦いを繰り広げている。そこで、新外国人選手のここまでの活躍ぶりを振り返り、解説者たちに評価してもらった。まずは、セ・リーグから見ていきたい。
※成績は5月13日現在

開幕から不動の4番としてチームを引っ張っているビシエド

◎ヤクルト
ジョシュ・ルーキ(投手)/19試合/1勝1敗9ホールド/防御率1.83
ルイス・ペレス(投手)/11試合/1勝1敗1ホールド/防御率8.16
カイル・デイビーズ(投手)/1試合/0勝0敗/防御率1.80

 ルーキはここまで18試合に登板し、失点したのは4月24日の中日戦(ナゴヤドーム)のみで、じつに安定した投球を見せている。先輩のオンドルセクからアドバイスを受ける姿をよく見かけるなど、研究熱心な一面もある。

「今季のヤクルトはバーネットとロマンの抜けた穴をどうするかが最大のテーマでしたが、ここまでのルーキの活躍は見事です。オンドルセクと同じ長身右腕で、球に角度があり、スピードもある。バッターは慣れるまでに時間がかかると思います。来日当初はクイックに不安がありましたが、しっかり克服している。また、先発のデイビーズは1試合投げただけで背中の張りを訴えて二軍降格になりましたが、日本の野球に対応する力は十分にあると思います。ヤクルトは先発が厳しいですから、チームとしては1日も早い復帰を願っているでしょうね」(野村弘樹氏)