2016.05.15

ダメ選手の巻き返しはあるか? パ・リーグ新外国人「優良度」チェック

  • 島村誠也●文 text by Shimamura Seiya
  • 小池義弘●写真 photo by Koike Yoshihiro

解説者による新外国人評価~パ・リーグ編

 今シーズンもたくさんの新外国人選手がやってきたプロ野球。開幕から1カ月以上が経過して、その実力をいかんなく発揮する選手がいる一方で、「オマエはホントにプロなのか?」と呆れられる者もいるなど、明暗が分かれてきた。そこで、目利きの解説者に新外国人選手の「優良度」チェックを依頼。昨日のセ・リーグ編に続いて、今日はパ・リーグ編をお届けしよう。

オリックスの新守護神として期待されたコーディエだったが、開幕早々、二軍落ちとなった

◎ソフトバンク
ロベルト・スアレス(投手)/12試合/1勝2敗6ホールド/防御率2.08

 スアレスはメキシコリーグ出身で、一昨年までアマチュアだったというから、正直、予想外の活躍である。今やチームにとって欠かすことのできない存在になっており、サファテと盤石の「勝利の方程式」を築き上げた。

「キャンプのとき、スアレスについて佐藤義則投手コーチが『ウチでいちばんすごい投手かもしれない』と言っていたのですが、その通りセットアッパーのポジションにおさまりました。150キロ後半のストレートをコーナーに決めることができる。誰が見ても、すごいとわかるピッチャーです」(野口寿浩氏)

◎日本ハム
アンソニー・バース(投手)/7試合/3勝4敗/防御率5.25
クリス・マーティン(投手)/17試合/1勝0敗1セーブ/防御率2.20

 バースは先発として、マーティンはリリーフとして貢献。ともに来日当初は不安定な投球が続いたが、ここに来て日本の野球に順応してきたように見える。

「バース、アンソニーともボール自体は力があるのですが、細かいコントロールがない。力で押していけるときはいいのですが、粘られると厳しい。ただ、徐々に日本の野球に慣れてきた印象があり、これから活躍しそうな予感がします」(金村義明氏)