【12球団分析・楽天編】体重135キロのアマダーは貧打線を救えるか (3ページ目)
はたして、アマダーは低迷する楽天打線の起爆剤となることができるのか。どんな姿(体重?)で2月1日のキャンプに登場するのか。今から楽しみでならない。
投手陣に目を移すと、エースの則本昂大と若き守護神・松井裕樹のふたりは能力的にも突出しており、彼らに続く投手が出現するかどうかが大きなカギを握る。外国人ではオフにジェイク・ブリガムとラダメス・リズの両右腕を獲得。両投手ともメジャーでの実績はとぼしいが、リズは最速163キロのストレートが魅力の速球派。うまくはまれば大きく化ける可能性もある。
さらに、椎間板ヘルニアで昨シーズンを棒に振ったキャム・ミコライオが救援陣に復帰の見込みで、先発組も昨年7勝の戸村健次、4年目を迎える森雄大や2年目の安樂智大といった若手が加わると、厚みは一気に増す。
外国人の出来がチームの成績に大きく影響しそうな状況は否めないが、14年にパ・リーグのベストナインに輝いた藤田一也や銀次、12年盗塁王の聖澤諒など、実力のある選手はいる。さらに、ルーキーのオコエ瑠偉や吉持亮汰も虎視眈々とレギュラー獲りを狙うだろう。彼らの起用も含め、梨田新監督の采配にも注目したい。
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