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ソフトバンク柳田「3330円メニュー」の恐るべき破壊力 (2ページ目)

  • 長谷川晶一(12球団ファンクラブ評論家Ⓡ)●文・写真  text & photo by Hasegawa Shoichi

畠山弁当の中身。肉の厚さ、パッケージと違いすぎ!!畠山弁当の中身。肉の厚さ、パッケージと違いすぎ!! 試しに定規を取り出してパッケージの肉を計測。最も厚みのある個所で16ミリの厚さだ。一方、僕の手元の肉は3~4ミリ程度。そのとき気がついた。パッケージの片隅に小さく添えられた注意書きの存在に。

※写真はイメージです。

わかっているよ、それぐらい。でも、ここまでパッケージと実物が違うとは思わなかった。がっくりしながら食べ始めるが、期待していなかったせいか想像以上においしい。横に添えられたわさびがいい具合に食欲を刺激してくれる。気がつけばあっという間に完食していた。味はいい。問題はパッケージだ。ぜひ、再考を求めたい。

 さらに、神宮球場での「選手プロデュースグルメ」として、アルコール3種が発売されている。まずは「首位打者モアヒット 川端モヒート」(500円)。首位打者を獲得した川端慎吾にちなんで「モアヒット」と「モヒート」をかけたものだ。川端の活躍を祈りながら注文。確かにモヒートではあるのだが、どうにも味が薄い。作り手の問題かと思って、違う売店でお代わりを頼んでみたものの結果は同じ。正直、あまりおいしくないのだ。

 そこで、ふと気がついた。「川端慎吾は下戸だ」ということに。酒の飲めない人に酒のプロデュースを任せても、それはおいしいはずがない(笑)。

 続いて、「優勝の一撃 雄平シードル」(700円)を注文。なぜ、雄平がシードルなのか? その説明はない。けれども、こちらはおいしかった。あまり甘い酒は好きではないけれど、アルコール入りのリンゴジュースという感じで何杯も飲むことができた。

 そして、仕上げは「山田哲人ハイボール」(600円)。ウイスキーとメロンソーダで作った緑色のハイボールだ。これはシーズン中から販売されていたが、カップに豪快なスイングをする山田が描かれていてカッコいい。こちらも甘い酒だけど、何杯でも飲めた。

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