ポストシーズンのファンサービスも、ソフトバンクがヤクルトに圧勝!
ソフトバンク対ヤクルト「ファンサービス日本シリーズ」前編
福岡ソフトバンクホークスと東京ヤクルトスワローズとの間で繰り広げられた今年の日本シリーズ。ヤフオクドーム、神宮球場で行なわれた全5試合をすべて観戦した。僕は12球団ファンクラブ評論家Ⓡである以前に、子どもの頃からの35年にわたるヤクルトファンなのだ。14年ぶりの優勝。同学年の真中満監督の奮闘。不安としては、いやファンとしてはぜひとも駆けつけねばなるまい。使命感を覚えつつ福岡と東京を往復した。
......結果はご存知の通りだ。超強力ヤクルト打線は成す術もなく、武田翔太にバンデンハークらにしてやられた。投手陣も5試合すべてで、ソフトバンク打線に早々に打ち崩された。あまりにもあっけなく、もはや涙も出ない。笑うしかないほどの完敗だった。
さて、今回の日本シリーズはヤフオクドームで2試合、神宮球場で3試合行なわれたが、僕はこの5試合だけでなく、それぞれのクライマックスシリーズ(CS)・ファイナルステージにおいても福岡、東京で2試合ずつ観戦した。CS4試合、シリーズ5試合を通じて、僕は「あること」に気がついた。
――ファンサービスにおいてもソフトバンクの完勝だ......。
......前置きが長くなってしまったけれど、ポストシーズンにおけるソフトバンク・ヤクルト両チームの「ファンサービス比較」を行なってみたい。
CSで全員に配布された応援タオル
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