かつての盟友たちが語る中日・和田一浩「2000本安打秘話」 (4ページ目)

  • 島村誠也●文 text by Shimamura Seiya
  • 小池義弘●写真 photo by Koike Yoshihiro

「正直、30歳でレギュラーを獲得して、まさかこんな大記録を達成するとは本人も想像していなかったはずです。野球が大好きで、いつもチームのために戦いたいと言っていましたが、まさにその思いでここまで来たんだと思います。体も技術もまだまだ衰えていないし、これからも大好きな野球を思う存分楽しんでほしいですね」(大塚氏)

 和田の次なる目標は、大杉勝男(元ヤクルトなど)、落合博満(元巨人など)に次ぐ、史上3人目の両リーグ1000安打だろうか。あと26本でこの記録も達成されるが、いずにしても“偉大なる遅咲き選手”、和田一浩のさらなる飛躍に期待したい。

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