交流戦総括。もうセ・リーグはパ・リーグに追いつけないのか?
2013年の交流戦はソフトバンクが最多となる4度目の優勝を飾った。 ソフトバンクが史上最多となる4度目の優勝を飾った2013年交流戦。最終成績もパ・リーグ80勝、セ・リーグ60勝(引き分け4)と、今年もパ・リーグに軍配が上がった。ここであらためて過去の交流戦を振り返ってみたい。
2005年 優勝=ロッテ
パ・リーグ105勝 セ・リーグ104勝 引き分け7
2006年 優勝=ロッテ
パ・リーグ108勝 セ・リーグ107勝 引き分け1
2007年 優勝=日本ハム
パ・リーグ74勝 セ・リーグ66勝 引き分け4
2008年 優勝=ソフトバンク
パ・リーグ73勝 セ・リーグ71勝
2009年 優勝=ソフトバンク
パ・リーグ67勝 セ・リーグ70勝 引き分け7
2010年 優勝=オリックス
パ・リーグ81勝 セ・リーグ59勝 引き分け4
2011年 優勝=ソフトバンク
パ・リーグ78勝 セ・リーグ57敗 引き分け9
2012年 優勝=巨人
パ・リーグ67勝 セ・リーグ66敗 引き分け11
2013年 優勝=ソフトバンク
パ・リーグ80勝 セ・リーグ60勝 引き分け4
これを見ればわかるように、セ・リーグが勝ち越したのは2009年の一度しかなく、セ・リーグのチームが優勝したのは昨年の巨人だけ。特に2010年はパ・リーグが22個の貯金を作ったばかりでなく、1位から6位までを独占。また、その翌年も大きく勝ち越し、今年も20個の貯金を作るなど、近年、両リーグの力差は顕著になりつつある(2010年のパ・リーグ勝率は.579)。
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