【MLB】大谷翔平ら日本人5選手の今季を現地記者が分析 注目した巨人・阪神の逸材は? (2ページ目)
【今永昇太と日本で不振だった鈴木誠也も心配なし】
今回の公式戦でプレーした日本の5選手(左から佐々木、大谷、今永、鈴木、山本) photo by Getty Images カブスのほうでは、鈴木誠也は日本でのシリーズ中はいい結果が出せなかった。また、今回出場した5人の日本人選手のなかでは唯一の東京出身者であり、正真正銘の地元ゲームということで緊張もあったのではないかと思う。
いずれにせよ、鈴木にはすでにMLBでの実績がある。アメリカに戻ってからのオープン戦ではいい打撃をしているのだから、心配はないとは思う。
開幕戦で先発した今永昇太も、メジャー2年目の投球を楽しみにさせるピッチングを見せてくれた。明るい性格の今永はチームにフィットして、快適に過ごしているのが印象的だった。
彼のようにボールを自由に動かせるサウスポーは貴重な戦力であり、今年も好成績が望める。スキーンズのようなレベルからは少し落ちるのかもしれないが、エース候補に入ってくる投手であり、オールスター再選出や個人賞の話題に取り巻かれ続けると私は見ている。
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