大谷翔平のホームランに酔ったMLBオールスターゲーム 歴史的円安のなか急遽生観戦したお値段は? (2ページ目)
ホテルもまた、試合当日の朝、予約サイトでテキサス州アーリントン1泊を検索すると、まだ空室のあるホテルが、しかも、それほど高くない値段で数多く表示された。
そこから、試合会場であるグローブライフ・フィールドの半径3kmくらいの範囲に絞ると、1泊200~500ドル(約3~8万円)の高いホテルが目立つようにはなったが、なかには50~70ドル(9000円前後)ほどのホテルもいくつか見つかった。
安いホテルは概してクチコミの評価が低いのは気になるが、アメリカのモーテルは最低限の設備が揃っていて、多くを期待しなければ、それほどがっかりすることもない。試合後のことも考えて、できるだけスタジアム近くの安いホテルを選んで予約することにした。
試合中に座る場所と、試合後に寝る場所を確保できたら、あとはスタジアムに行くだけだ。
グローブライフ・フィールドに足を運んでみると、その壁面には、フアン・ソト(ニューヨーク・ヤンキース)、エリー・デラクルス(シンシナティ・レッズ)らとともに、大谷翔平の雄姿が。
実際の試合でも、スタンドから最も大きな歓声を受けていたのは、地元テキサス・レンジャーズの選手たちだったのは確かだが、それに次ぐ歓声を受けていたなかのひとりが、大谷だったことは間違いない。
スタジアム外のイベント会場にあったグッズ売り場この記事に関連する写真を見る 試合前にスタジアム内を散策していた時には、日本人と思しき人でなくとも、大谷のユニフォームやTシャツを着ているファンを多く見かけた。
ならば自分も格好から入ってみるかと、ASGグッズを売っているショップに行ってみたのだが......。
「OHTANI 17」と入ったナショナルリーグのユニフォームは、205~225ドル(3万3000円前後。なぜかスタジアム内のショップと、スタジアム外のイベント会場にあるショップでは値段が違った)。ASGのロゴが描かれたTシャツは、デザインによって40~50ドル(7000円前後)。いろんなものがとにかく高い。
ステッカーやピンバッチですら10ドル前後(約1500円)はするのだから、なかなかの値段である。
高いのは、記念グッズだけではない。
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