大谷翔平はグッズ面でもMVP 決勝ラウンドのマイアミで最も売れていたWBC商品は? (3ページ目)
そして店主曰く、今大会中グッズショップに訪れた数がもっとも多いのは日本人で、その数は他国を圧倒していたそうだ。日本から球場に訪れていたファンも多く、家族や知人へのお土産として購入したケースも多いのかもしれない。
連日、日本のファンがグッズショップに長蛇の列をつくる様子に「こんなの初めてだ」とうれしい悲鳴をあげていた。「グッズの売り上げも日本がチャンピオンだったね」と語っていた。
いずれにせよ、MLBにおいてユニフォーム(Tシャツ)の売り上げというのは、人気が数値化されるという意味においても、選手にとって契約の際の重要な評価基準のひとつとなる。その意味でも、大谷の世界的人気とそのバリューがあらためて証明された今大会。
そして、侍ジャパンのTシャツに身を包むアメリカ人の数が球場でも数多く見られた。彼らは今大会の日本の野球に魅せられ、グッズを購入したベースボール・ファンなのかもしれない。
著者プロフィール
Saku Yanagawa (サク・ヤナガワ)
アメリカ・シカゴを拠点にするスタンダップコメディアン。2021年経済誌『フォーブス』の選ぶ「世界を変える30歳以下の30人」に選出。年間50試合以上をスタジアムで観戦するほどのシカゴ・カブス・ファン。
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