菊池雄星がブルージェイズで活躍できる3つの理由。初陣のヤンキース戦でも「その能力」をさっそく披露 (4ページ目)

  • 福島良一●解説 analysis by Fukushima Yoshikazu
  • photo by AFLO

世界一を目指す背番号16

 そういう意味で、オークランド・アスレチックス時代にゴールドグラブ賞を3度受賞し、球界最高の三塁手と言われるマット・チャップマンをブルージェイズが獲得できたことは、菊池投手に非常に大きいと思います。なぜなら、左投手に対して右打者はサードへの打球が多いからです。

 昨シーズンのア・リーグ東地区は、5球団中4球団が90勝以上という超ハイレベルの戦いでした。そのなかにあって、今シーズンのブルージェイズは優勝候補に挙げられています。菊池投手は入団会見で「目標はポストシーズン進出でなく世界一」と力強く意気込みを語っていました。

 はたして今シーズン、菊池投手はどんなピッチングを見せてくれるのでしょうか。2022年はブルージェイズの「背番号16」から目が離せません。

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