【MLB】元祖「ドクターK」が自宅を追い出される

  • 三尾圭●協力 text Mio Kiyoshi

アメスポ事件簿54

 1985年のサイ・ヤング賞に満票で選ばれ、「ドクターK」の愛称で親しまれたドワイト・グッデン(48歳)が、離婚裁判中の妻に対して暴力行為をふるい、裁判所から自宅退去命令が下された。

 グッデンと妻のモニークは、昨年11月に離婚届を提出したものの、まだ離婚は成立しておらず、一緒に自宅で生活していたという。しかし、些細なトラブルをキッカケに、グッデンは「お前と、お前の家族を痛めつけてやる!」と激昂。モニークはすぐに警察へ通報し、事なきを得たとのこと。

 裁判所から命令を受けたグッデンはおとなしく従い、荷物をまとめて自宅から出たため、逮捕は免れた。かつてのスーパースターも、近年は飲酒運転、ドラッグ使用、そして暴力行為と、トラブルメイカーというイメージが定着。2005年に当時交際中のモニークを殴って逮捕されたときは、情状酌量ですぐに釈放されたものの、その悪癖は治っていないようだ。

関連記事

キーワード

このページのトップに戻る