【今日は何の日?】松井秀喜がヤンキース入団会見

  • スポルティーバ●文 text by Sportiva
  • photo by AFLO

トーリ監督(右)にユニフォームを着させてもらい、大いに喜ぶ松井秀喜トーリ監督(右)にユニフォームを着させてもらい、大いに喜ぶ松井秀喜【2003年1月14日】
ピンストライプのユニフォーム姿を初披露

 ついに『ニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜』が誕生した。2002年、3冠王にあと一歩と迫る好成績(打率.334・50本塁打・107打点)を残した松井は、11月1日にメジャーリーグへの挑戦を表明。12月19日にヤンキースとの3年契約が合意に達すると、地元新聞も「ゴジラがブロンクスにやってくる」と大見出しで報じ、ヤンキースファンは期待に胸を膨らませた。

 そして翌年の1月14日、ニューヨーク市内のホテルで行なわれた入団記者会見には、日米合わせて約300人もの報道陣が殺到。会見にはランディ・レバイン球団社長をはじめ、ジョー・トーリ監督やエースのロジャー・クレメンス、そしてニューヨーク市長のマイケル・ブルームバーグなど、豪華な面々が顔をそろえた。

「僕にとって最高に幸せな1日になりました。早くユニフォームを着て、ヤンキースタジアムの偉大な先輩方が立たれたバッターボックスに立つのが楽しみです」

 背番号は、巨人時代と同じ『55』。ピンストライプのユニフォームに袖を通した松井は、満面の笑みでメジャーでの抱負を語った。

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