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【夏の甲子園2026】球児たちにサウナブーム到来? ホテルに水風呂、雪の中で外気浴...驚きの"ととのい"事情 (3ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Takahiro Kikuchi

 鎌仲に「サウナは暑さ対策に効果があると思いますか?」と尋ねると、「あると思います」と答えた。

「自分は暑さに強くなりました。北海道から暑さの質が違う甲子園に来てもバテないのは、サウナのおかげなのかなと感じます」

 サウナが暑さ対策に有効なのかは、個人差があるようだ。有明の簗脇拓馬(やなわき・たくま/3年)のように「去年より足をつらなくなった」と証言する選手もいれば、「あまり関係ない」と語る選手も多かった。

 そして、サウナを愛してやまない英明の松本は「ないです」と即答した。

「自分は暑さにめちゃくちゃ弱いので。そもそも気持ちがいいのは水風呂であって、サウナ室に入っている時は『はよ出たいな』としか思ってないですから」

 今夏の甲子園は例年と比べて熱中症でダウンする選手が明らかに減っているように感じる。その要因はもちろん「サウナ効果」ではなく、2部制を導入するなど球児の安全対策に骨を折ってきた運営努力なのだろう。

 とはいえ、サウナを愛用するのは、当然ながら個人の自由である。グラウンドでも浴場でも適度に水分を摂りながら、「サウナー球児」としての日々を謳歌してもらいたい。

著者プロフィール

  • 菊地高弘

    菊地高弘 (きくち・たかひろ)

    1982年生まれ。野球専門誌『野球小僧』『野球太郎』の編集者を経て、2015年に独立。プレーヤーの目線に立った切り口に定評があり、「菊地選手」名義で上梓した『野球部あるある』(集英社/全3巻)はシリーズ累計13万部のヒット作になった。その他の著書に『オレたちは「ガイジン部隊」なんかじゃない! 野球留学生ものがたり』(インプレス)『巨人ファンはどこへ行ったのか?』(イースト・プレス)『下剋上球児 三重県立白山高校、甲子園までのミラクル』(カンゼン)など多数。

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