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【夏の甲子園2026】「優勝は横浜じゃない」 波乱必至の組み合わせで識者5人が選んだ優勝校はここだ! (2ページ目)

楊順行氏(ライター)

優勝予想:仙台育英

 157キロ右腕・織田翔希を筆頭にタレントの揃う横浜(神奈川)と、末吉良丞ら充実した投手陣で夏連覇に挑む沖縄尚学。この優勝候補が1回戦でいきなり激突する。過去の甲子園で、神奈川と沖縄の対戦は6勝6敗と五分だが、ここを突破したチームがどこまで勝ち進むかが最大の注目。ただし、大会6日目、1回戦最後の登場だから、ベスト8進出まで7日間で3試合を戦うことになり、日程面でやや厳しい。

 となると、気になるのは仙台育英(宮城)と神村学園(鹿児島)だ。仙台育英は宮城大会で59得点2失点と圧倒的な強さを見せた。下級生中心の打線は切れ目がなく、須江航監督は「トーナメントで勝てる打線」と評価する。1回戦、それも開幕戦の登場だが、2回戦までは中6日と恵まれた。ただし、しんがり登場の相手・花咲徳栄(埼玉)も、選抜8強と手強い。

 神村学園は、選抜初戦で横浜を下した時のエース・龍頭汰樹が、鹿児島大会の準決勝、決勝を完封。速球が武器の2年生左腕・松永遥斗も台頭し、打線も5試合で50得点と活発だ。こちらも、勝てば2回戦まで中5日。昨夏こそ初戦敗退も、2023、2024年夏はベスト4に進んでおり、そろそろ頂点まで突き抜けてもいい。

 ほかに、東東京で史上2校目の夏3連覇を達成した関東一(東東京)も侮れない存在。

 ところで今年は、4年に一度のサッカーW杯イヤーだった。その夏の甲子園を振り返ると、かなりの頻度で、年表に太字で記されるような決着になっている。1998年の横浜高校の春夏連覇を皮切りにすれば、2006年は決勝引き分け再試合で早稲田実(西東京)、2010年は興南(沖縄)の春夏連覇、2018年は大阪桐蔭のやはり春夏連覇、2022年は仙台育英が東北勢初優勝。今回は選抜優勝の大阪桐蔭が出場しないため、連覇があるとすれば沖縄尚学の夏連覇だが......。

 その大阪桐蔭を含め、選抜ベスト4のチームがすべて夏に出場できなかったのは1994年以来。ちなみにこの年もW杯イヤーで、佐賀商が県勢初優勝を果たしているから、未優勝県の快進撃もあるか?

 ともあれ、優勝候補は仙台育英、神村学園、横浜(or沖縄尚学)、履正社(大阪)というところ。なかでも、1994年の佐賀商と同じ開幕試合を引いた仙台育英を一番手にする。

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