【ドラフト】高校通算49本のスラッガー・櫻井ユウヤが振り返る昌平での日々 プロ野球への思いも語った
いよいよ当日を迎えたドラフト会議。上位指名が有力視されるひとりが、埼玉県の昌平で高校通算49本塁打を記録した櫻井ユウヤだ。
ドラフト会議で注目されている昌平高校の櫻井ユウヤこの記事に関連する写真を見る
昌平は2年連続で夏の県大会決勝で敗れて甲子園出場を逃すなど悔しさを味わったが、181センチ・91キロの体格を生かした打撃が注目されている内野手に現在の思いを聞いた。
【中学までは3つのポジションでプレー】
――夏の埼玉県予選でチームは準優勝。あと一歩で甲子園出場を逃しました。部活を引退して数カ月経ちますが、その後はどのように過ごしていましたか?
「目指してきた甲子園出場は果たせませんでしたが、もうひとつの夢であるプロ野球選手になるために、自分の課題と向き合いながら練習に取り組んでいます。特に県大会の決勝で敗れてしまったあとには、高校の先輩でもある吉野創士さん(楽天・2021年ドラフト1位)から連絡をいただいて。ドラフト会議の前にどんな練習をしていたのかをすごく丁寧に答えてくださったので、それも参考にさせてもらいました」
――具体的にどのような練習に取り組まれていますか?
「守備の練習に力を入れていて、後輩と一緒にノックを受けながら過ごしています。打撃に関しては『ゆくゆくはパワーヒッターとして勝負できたら』という思いもあるので、今は木製のバットの感触に慣れつつ、強いスイングをすることに重点を置いて練習に取り組んでいます」
――あらためて、原点に関しても伺えたらと思います。どのようなきっかけで野球を始めたんですか?
「最初はサッカーをやっていたのですが、先に野球を始めていた兄の楽しそうな姿を見ていると、だんだん『自分もやってみたいな』と思うようになって、小学校3年生の時に兄と同じチームに入り、野球を始めることにしたんです」
1 / 4
著者プロフィール
白鳥純一 (しらとり・じゅんいち)
ライター。WEBサイト「キングギア」でのライティングをきっかけに取材活動を開始。スポーツの取材やインタビュー記事を中心に執筆を続けている

















































