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【高校野球】山本昌が分析! 選抜出場の注目新2年生投手4人の現在地「佐々木朗希に近いイメージ」 (2ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro

横浜戦で3回途中から登板し、好投した市和歌山の丹羽涼介 photo by Ohtomo Yoshiyuki横浜戦で3回途中から登板し、好投した市和歌山の丹羽涼介 photo by Ohtomo Yoshiyukiこの記事に関連する写真を見る丹羽涼介(市和歌山2年/183センチ・84キロ/右投右打)

市和歌山は過去に小園健太くん(DeNA)や米田天翼くん(東海大)を分析させてもらいましたが、好投手が次々に出てきますね。丹羽くんはまず、立ち姿がすばらしいです。左足を上げた際に、軸足に重心をしっかりと乗せる意識を感じます。昨秋までは公式戦での実績はそれほどなかったと聞きましたが、2年生にして140キロ台後半のスピードが出て、腕が出てくる角度もいいものがあります。変化球もさまざまなボールを扱えるのがいいですね。まだ体が発展途上のせいか、リリース時に体の力をギュッと集約できていないのは今後の課題でしょう。シュートしたり、引っかけたりする頻度が減ってくれば、ますます楽しみです。

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