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【選抜高校野球】エリート揃いの横浜×智辯和歌山の決勝戦 勝敗のカギを握る2つのポイント (3ページ目)

  • 田尻賢誉●文 text by Tajiri Masataka

 昨秋の公式戦では9イニング平均で2.68与四死球だったが、自らリズムを悪くして制球を乱した。準決勝の浦和実戦でも宮口が5対0と大量リードしている7回表無死一塁で2球続けてけん制。さらに、その打者のバント処理をミスしてピンチを広げる場面があった。この傾向から、横浜はたとえ打てなくても足を意識させれば活路を見出せる可能性が高い。

 総合力では横浜が上回るが、厳しいブロックを勝ち上がってきた心身の疲労がどう出るか。今大会は接戦が少ないだけに、決勝にふさわしい好ゲームを期待したい。

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