創部3年でセンバツ甲子園へ! 沖縄の新鋭校・エナジックスポーツ高等学院ってどんな学校? (3ページ目)
対して、野球部が本拠地とするグラウンドは小学校の校庭程度の広さしかなく、週3回県内の球場を借りている。だが翌春のプロ野球キャンプに備え、冬は芝生の養生のために使えない。高校からすぐそばにある瀬嵩の浜を訪れると、ビーチには投手陣の走った跡が残されていた。
大自然に囲まれた環境から、よくぞ創部3年で甲子園にたどり着いたものだ。2024年末に彼の地を訪れると、そう思わせられると同時に躍進の背景が浮かび上がってきた。
著者プロフィール
中島大輔 (なかじま・だいすけ)
2005年から英国で4年間、当時セルティックの中村俊輔を密着取材。帰国後は主に野球を取材。新著に『山本由伸 常識を変える投球術』。『中南米野球はなぜ強いのか』で第28回ミズノスポーツライター賞の優秀賞。内海哲也『プライド 史上4人目、連続最多勝左腕のマウンド人生』では構成を担当。
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