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京都国際・中崎琉生が振り返った栄光の夏 「春に気づくことの大切さを学んで、成長することができた」 (4ページ目)

  • 沢井史●文 text by Sawai Fumi

「この2年半で大切だと思ったのは、"気づき"です。自分は今年の春に周りを見ることの大切さに気づけて、そこから成長できたことはあります。でも、もっと早く気づいていたら森下さんを超えられたのかもしれないと思っています。この2年半の反省を、これからの野球人生に生かしていきたい。今のままでは、まだまだ森下さんを超えられないです」

 期待された新チームは府大会4回戦で京都外大西に2対3で敗れ、来春のセンバツ出場は絶望的となった。今秋、中崎から背番号1を受け継いだのが西村だった。

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著者プロフィール

  • 沢井 史

    沢井 史 (さわい・ふみ)

    大阪市出身。関西のアマチュア野球を中心に取材活動を続けるスポーツライター。『ベースボールマガジン』『報知高校野球』などの雑誌や、『スポーツナビ』などのweb媒体にも寄稿。2022年7月には初の単著『絶対王者に挑む大阪の監督たち』(竹書房)を出版。共著としても8冊の書籍に寄稿している。

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