井口資仁が夏の甲子園を沸かせた佐々木麟太郎ら11人の好打者を診断 太鼓判を押した伏兵は? (2ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro
  • photo by Ohtomo Yoshiyuki

1年夏から広陵の中軸を担う真鍋慧1年夏から広陵の中軸を担う真鍋慧この記事に関連する写真を見る真鍋慧(広陵/一塁手/189センチ・92キロ/右投左打)

高校通算62本塁打のスラッガーと聞きましたが、バットヘッドが体の近くを通って出てきて、高打率を残せそうな打者に見えました。トップも浅めで、インパクトも力強さよりアプローチのうまさを感じます。センターからレフト方向に強い打球が飛びそうなスイング軌道です。とはいえ、体が大きいのでジャストミートすれば飛距離も出るのでしょうね。なによりも自分の間合いでバットを振れているのがいい。バッターは結局、自分のタイミングを持っているかどうかですから。少し安田尚憲選手(ロッテ)と似たムードを感じますが、バットの出方は安田選手よりもいいですよ。

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