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「2023年ドラフト戦線」主役の10人。超高校級スラッガー、155キロ左腕、爆肩捕手など大豊作 (9ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro
  • photo by Ohtomo Yoshiyuki

確実性と長打力を併せ持つ明治大の強打者・上田希由翔確実性と長打力を併せ持つ明治大の強打者・上田希由翔この記事に関連する写真を見る上田希由翔(明治大/三塁手/182センチ・90キロ/右投左打)

 キュートな名前(きゅうと)とは裏腹に、攻撃的なプレースタイルの強打者だ。ツボにはまればスタンドに放り込む長打力と、安定して高打率を残す確実性を併せ持つ。勝負どころで結果を残す際の強さに加え、盗塁可能な意外な俊足も。守備面は勉強中ながら、二塁もこなす融通性がある。東京六大学リーグには、ほかにも廣瀬隆太(慶應義塾大)、今泉颯太(法政大)と好素材の内野手がいるが、総合的にさらなる伸びしろが見込める上田の評価が高騰するとみる。

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