山本昌が大絶賛した変則左腕から防御率0点台の148キロ右腕まで...夏の甲子園でブレイクを予感させる注目の投手10人 (8ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro
  • photo by Ohtomo Yoshiyuki、Nikkan sports,Kyodo News

今年春のセンバツで大阪桐蔭を苦しめた鳴門の冨田遼弥今年春のセンバツで大阪桐蔭を苦しめた鳴門の冨田遼弥この記事に関連する写真を見る冨田遼弥(鳴門/178センチ・83キロ/左投左打)

大阪桐蔭をもっとも苦しめた左腕。今春センバツは大会前に徳島県の規定で練習試合ができず、ぶっつけ本番ながら初戦の大阪桐蔭戦で快投を披露。右打者のインコースを執拗に突く投球で、準々決勝以降1試合平均16得点の名門に本来のスイングをさせなかった。ガッチリとたくましい下半身から放たれる140キロ前後のストレートに、鋭いキレ味のスライダーも出色。大会2日目に近江との好カードが組まれており、センバツ準優勝校も苦しめるのか注目される。

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