山本昌がドラフト上位候補の投手13人を最終チェック。「こんな選手いたのか」と驚いたのは? (7ページ目)
昨年秋のリーグ戦でMVP、最優秀投手賞、ベストナインに輝いた創価大・鈴木優斗この記事に関連する写真を見る鈴木勇斗(創価大/174センチ・83キロ/左投左打)
腕と足をゆったりと上げて、上背の乏しさを感じさせないダイナミックな投球フォームですね。彼の長所は体重移動する際に左腕がトップにあがってくるまでの間(ま)があること。ここで一瞬の時間があることで、力強いストレートが投げられます。はまった時のストレートは目を見張る反面、リリースのタイミングが合わないケースも目立ちます。伸びのある球とそうでない球の落差が出てしまうので、変化球の精度を含めて今後の課題になるでしょう。プロに入って本格的に技術を覚えてもらいたいですね。
7 / 13