打ち砕かれた「親子で甲子園」の夢。
山村宏樹は息子の成長に救われた (4ページ目)
思いは宏樹も同じだ。同校の先輩として、指導者として、父として......山村貫太という選手を最後まで見届ける。
「プレッシャーだったり、苦労だったり、息子なりに言葉にしなくても感じながらやってきた部分はあると思うんです。それを最後の夏にぶつけてほしい。本当にいい仲間に出会えて『甲府工業に来てよかった』と思ってくれているはずなんです。その3年間の証を大会で残して、卒業してもらいたい」
山村親子の集大成の夏──頂点への道筋は、たしかに見えている。
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