大分は明豊と大分商にドラフト候補。森下暢仁直伝の変化球を投げる投手も (5ページ目)

  • 加来慶祐●文 text by Kaku Keisuke
  • Photo by Nikkan Sports

 やはり明豊のタレントが充実している。大阪の大淀ボーイズ時代にジャイアンツカップで優勝した右の本格派・京本眞(まこと)、ボーイズ日本代表を経験し、直球は140キロ台に迫る右サイドスローの財原光優(さいはら・あきひろ)、昨年の巨人ドラフト2位右腕・太田龍の弟で、左腕の太田虎次朗の2年生3人が筆頭格だろう。

 さらに、大分商の三代祥貴(よしき)は最近では珍しい「エースで四番」候補だ。右の大砲にして投手としても140キロ近い直球を投げる。

 また、大分の江口飛翔(つばさ)は強肩強打の大型捕手。捕球と送球に関していえば、育成ドラフト1位で楽天入りした昨年の同校正捕手・江川侑斗をしのぐ逸材ともっぱらの評判だ。

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