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【自転車】TeamUKYO、
大レースを2連勝でアジアランクの上位に (5ページ目)

  • 西村章●構成・文 text by Nishimura Akira  高木秀彰●撮影 photo by Takagi Hideaki

 1週間後の6月26日には、伊豆大島で2016年の全日本ロードレース選手権が行なわれた。昨年のレースでは窪木一茂(現NIPPO・ヴィーニファンティーニ)と畑中がワンツーフィニッシュを果たし、TeamUKYOの強さを印象づけたレースだった。

 伊豆大島で行なわれた今年の大会では、平井栄一が8位、住吉と畑中はそれぞれ13位と24位でゴールした。

 これら6月のレースで選手たちが大量にUCIポイントを獲得したことにより、6月28日時点でTeamUKYOのUCIランキングは、アジアツアー総合4番手という位置につけている。

(次回に続く) 連載『遥かなるツール・ド・フランス』は毎月下旬に掲載

著者プロフィール

  • 片山右京

    片山右京 (かたやま・うきょう)

    1963年5月29日生まれ、神奈川県相模原市出身。1983年にFJ1600シリーズでレースデビューを果たし、1985年には全日本F3にステップアップ。1991年に全日本F3000シリーズチャンピオンとなる。その実績が認められて1992年、ラルースチームから日本人3人目のF1レギュラードライバーとして参戦。1993年にはティレルに移籍し、1994年の開幕戦ブラジルGPで5位に入賞して初ポイントを獲得。F1では1997年まで活動し、その後、ル・マン24時間耐久レースなどに参戦。一方、登山は幼いころから勤しんでおり、F1引退後はライフワークとして活動。キリマンジャロなど世界の名だたる山を登頂している。自転車はロードレースの選手として参加し始め、現在は自身の運営する「TeamUKYO」でチーム監督を務めている。

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