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マラソンでもっとも重要なこと。正しいフォームを覚えて走ろう (5ページ目)

 前傾を意識する際に注意が必要です。

「ランニングは前傾することが大切です」と教えると、お尻が後ろに残って上半身だけ前傾させてしまう人が少なくありません。

 そうではなく、良い姿勢のままで、踵(かかと)から頭のラインをそのまま前傾するようにしてくだい。前方に体重をかけ、自然に体が倒れてしまうぐ らいのタイミングでスッと脚を出すようにしましょう。お尻が後に残って上半身だけを前傾させても、足は前に出てきませんし、重心が下がりやすいフォームに なります。以上のことに気をつければ、正しいフォームで走ることができます。

 姿勢と全身の前傾を意識し、最初は無理して走ることなくウォーキングをし、徐々にスピードを上げていき、何となく走った方が楽だなと思ったところで、スキップをしてみましょう。

 スキップすることによって上体が引き上げられ、スムーズに走り出すことができます。例えば信号で止まってしまい、再び走り始める際にスキップから走り始めるといいと思います。

衣装協力/ニューバランスhttp://shop.newbalance.jp/

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