ほのか、ポールダンスの技の完成形に近づく。「キレイな技をお届けします」 (2ページ目)

　続いて取り組んだのが、カーホイール。過去３回のポールダンス編でもっとも苦戦した技だ。

ポールダンスに挑戦中のほのかさん

　yamadori先生からは「ぶら下がろうとする意識は薄めて、足を回すことに専念しましょう」のアドバイスを受けて、トレーニングがスタート。

「お尻をポールの前に出すようなイメージで」

「足を伸ばしましょう」

「そうそう！　足が伸びるようになってきた」

　熱を帯びる先生と、ひとつの技を習得しようと集中するほのかさん。撮影スタッフはただふたりのレッスンを、息を潜めて見守るだけの時間が続いた。

「いいじゃないですか！ キレイになってきました！　タテの動きだったのが、円の動きになっていましたよ」

　yamadori先生から太鼓判を押され、苦手分野を少し克服しつつあるほのかさんの頬が緩む。

　ポールダンスの技の形が体に馴染んだところで、先生と合わせてやってみることに。

　ほのかさんのタイミングでスタートし、同じ技を繰り出していく。演技がバッチリ決まって、ほのかさんは安堵の表情を浮かべた。

　クオリティを高める作業というのは、単にそれができるようになるまでとは比べものにならないほどの熱量が求められる。わずか２つの技ではあるものの、ほのかさんにとっては、されど２つの技と言えるほど、真剣に向き合った成果でもあった。

「体に負担がきますね。でも、体が強くなった気がします。それにもっともっと難しい技に挑戦したくなりますね」

　すっかりポールダンスの魅力にハマってしまった、ほのかさん。次回はその要望に応えてyamadori先生からさらに難易度の高い技を教えてもらうことに。