傳谷英里香さん、シミュレーターを使ったバイク練習で闘争心に火がついた! (2ページ目)

  • photo by Noto Sunao(a presto)

中島コーチ 今回は最新の「キッカーバイク」という器具を使いますが、傳谷さんが普段使っているロードバイクをローラー台にセットして接続することも可能です。室内のバイクトレーニングの利点は、車や歩行者などを気にする必要がないこと。ペダルをきれいに回すこと、姿勢をよくすることなどに集中することができます。

 それではペダルを漕ぎ始めましょう。事前に組んでおいたプログラムがスタートしますが、少しハードにしたので頑張りすぎなくても大丈夫です。

傳谷「MORE POWER!」という表示が出ていますね(笑)。

中島コーチ もっと頑張ろうという意味ですね。画面に表示されているペダルの回転数を、毎分90回転くらいまで上げてみてください。回転数が目標に設定した数値の範囲内になると、画面上の数字が赤から黒に変わります。今は強度が高いメニューですが、軽く漕いでいいメニューと交互に組むことができるので、メリハリをつけた練習ができるんです。

傳谷 それだと長く頑張れる気がします。

中島コーチ あと、画面の右側には、リアルタイムで同じようなトレーニングを行なっている人の名前が出てきます。

傳谷 1090人もやっているんですか!? みんなも頑張ってるんだ(笑)。

中島コーチ 今、ひとりに抜かされてしまいました! 頑張って追いつきましょう。

傳谷 すごく速かったですね(笑)。練習の中でひとりは抜かしたいです!(その後も、トレーニングメニューを消化)

中島コーチ いつものローラー台とは違った器具を使って練習をしてみましたが、いかがでしたか?

傳谷 気温が高い夏もそうですが、暑くても寒くてもそれに左右されずに自分のペースで練習できるな、と思いました。あと、リアルタイムで同時にトレーニングしている人が画面で確認できるので、孤独感がないですし、闘争心もかきたてられました。メニューも組み込まれているので、ひとりで練習している時よりも頑張れるような気がします。

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