傳谷英里香さん、「怖かった!」海でぶつかり合いながらタフに泳ぎきる
『傳谷英里香のGo for it!トライアスロン-Road to HONOLULU』
第37回●スイム中にパニックにならないための練習
#36 傳谷さん、華麗にブイを回る>>
傳谷英里香(でんや・えりか)さんが、トライアスロン完走を目指してトレーニングを継続! 指導担当は、湘南ベルマーレ・トライアスロンチームのヘッドコーチで、アスロニア・トライアスロンアカデミーでもディレクター兼ヘッドコーチを務める中島靖弘コーチ。レッスンの第37回は、スイム中にパニックにならないための練習について学びます。
トップス:テックシールドジャケット/パンツ:テックシールドパンツ/水着:エクサースーツミディアムカット、アクアフィットネス用セパレーツ(ミズノ)●自分の泳ぎに集中し、リラックスして泳ぐ
中島靖弘コーチ(以下:中島コーチ)今回は、スイム中にパニックにならないための練習をやっていきましょう。
傳谷英里香(以下:傳谷)確かに、(人とぶつかったりすると)パニックになりそうですね。
中島コーチ 前もって練習すれば心配ないですよ。パニックになる原因はいくつかあります。トライアスロンのレースでは何百、何千という選手たちが参加するレースもあります。プールではひとりずつにコースがありますが、トライアスロンのスイムではブイに向かって一斉に泳ぐので、どうしてもぶつかってしまうんです。息継ぎの時に、ほかの選手の手が顔に当たることもありますね。
傳谷 それはキツい!
中島コーチ 対処法を練習しておくと、実際にそういうことがあった時も冷静に対応することができますよ。今日は、あえてぶつかり合いながら海を泳いでみましょう。
傳谷 よろしくお願いします!(複数人でぶつかり合いながら泳ぐ)
中島コーチ ぶつかりながら泳いでみましたが、やはり最初は怖かったですか?
傳谷 両方から挟まれて「逃げ道がない」と思ってしまうと怖かったですね。でも、練習を何本かやっていくうちに慣れていきました。自分の泳ぎに集中すれば、不安になることもないんだと実感しました。
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