傳谷英里香さん、波の力に負けずにオープンスイムで華麗にブイを回る!
『傳谷英里香のGo for it!トライアスロン-Road to HONOLULU』
第36回●スイムでのブイの回り方
傳谷英里香(でんや・えりか)さんが、トライアスロン完走を目指してトレーニングを継続! 指導担当は、湘南ベルマーレ・トライアスロンチームのヘッドコーチで、アスロニア・トライアスロンアカデミーでもディレクター兼ヘッドコーチを務める中島靖弘コーチ。レッスンの第36回は、スイムでのブイの回り方について学びます。
トップス:テックシールドジャケット/パンツ:テックシールドパンツ/水着:エクサースーツミディアムカット、アクアフィットネス用セパレーツ(ミズノ)●回りたい方向の手を伸ばし、もう片方の手を使って泳ぐ
中島靖弘コーチ(以下:中島コーチ)今回は、スイムでブイを回る時の注意事項を説明しようと思います。
傳谷英里香(以下:傳谷)よろしくお願いします!
中島コーチ トライアスロンの最初の種目であるスイムは、海に大きなブイが浮かべてあり、それを回って返ってくるというコースです。ホノルルトライアスロンでは、100人くらいの選手がブイに向かって一斉にスタートすることになります。
傳谷 怖いなぁ......。
中島コーチ 選手たちは泳いでいるうちにバラけてきますが、ブイが近づくとそこに集まってくるんです。ブイを最短距離で回ろうとして集団の内側にいると、外側から近づいてくる選手の圧力でコースから押しだされてしまうリスクがあります。
傳谷 やっぱりそうですか。
中島コーチ そうならないようには、ブイから少し距離を取って大回りするといいですよ。そもそも、傳谷さんは泳ぎながら曲がる、ということをやったことがありますか?
傳谷 ないですね。
中島コーチ 曲がる際のコツは、ブイ側(曲がりたい方向)の手を伸ばしたままにして、もう片方の手だけで泳ぎます。カヌーなどで曲がる時と同じ方法ですね。伸ばした手は、進みたい方向に体をガイドする役割も担います。そういった普段とは違ったテクニックを使って、ブイをスムーズに回れるように練習しましょう。
傳谷 頑張ります!(何度かブイターンの練習を行なう)
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