傳谷英里香さん、自転車のパンク修理を学ぶ。アクシデントにも対応! (2ページ目)

  • photo by Noto Sunao(a presto)

車輪が外れたら空気を入れるバルブを抜き、タイヤレバーという工具を2本使ってタイヤを外していきます。タイヤレバーの上を向いているところをタイヤに差し込み、スポーク(車輪の細い線)に固定します。そうしたらもう1本のタイヤレバーを少し離れたところに差し込んで、ある程度外れたらタイヤレバーをぐるっと回してみてください。簡単に外れると思いますから、傳谷さんも実際にやってみましょう。

傳谷(タイヤレバーでタイヤを外しながら)まったく力を入れなくてもスムーズに外れます。

中島コーチ タイヤが外れたらチューブを取り出して、穴などが空いていたら交換します。また、タイヤに何かが刺さったままになっていることがあるので、しっかり確認してください。そのままにしておくと、新しいチューブを入れてもまたパンクしてしまいます。

傳谷 修理が無駄になってしまいますね。チェックを忘れないようにします。

中島コーチ タイヤに問題がないことを確認したら、新しいチューブを入れましょう。まずはバルブを差し込み、タイヤの中にチューブを入れていきます。その際はチューブがねじれないように注意してください。

タイヤの中に入ったら、次は車輪のリム(受け皿)にチューブを入れ、少し離れたところを両手で持ってタイヤを車輪にはめていきます。両手を少しずつ離して半分くらいはめられたら、一度車輪を下に置き、タイヤの部分だけを持って上から体重をかけます。そうしてタイヤが外側に寄ったら車輪を持ち上げ、親指で残り部分をはめていきましょう。

2 / 3

厳選ピックアップ

キーワード

このページのトップに戻る