内田理央さん、ロングパットの3カ条を覚える。ホールアウトへ前進!
第20回 ホールアウトを目指す
内田理央(うちだ・りお)さんが、ゴルフに初挑戦し、コースデビューを目指すレッスン。指導するのは、初心者からプロまで、幅広い層にレッスンを行なっている関浩太郎コーチ。初ラウンドでグリーンにボールを乗せた内田さん。ロングパットを残したここから、うまくカップインしてホールアウトを目指します。
↓【動画】ホールアウトを目指す
長い距離は3回で入れられれば100点
内田理央(以下内田)グリーンにたどり着きましたね。
関浩太郎(以下関コーチ)ついに来ましたね。では、このパターにクラブを持ち替えまして、あそこの旗がささっている穴にこのボールを入れたら、ホールアウトということになります。
内田 はい。
関コーチ これ1回で入れたくなっちゃうじゃないですか。ただ、面白いデータがありまして。
タイガー・ウッズらがプレーしているUSPGAツアーのプロの世界で、4メートルくらいのパットが入る確率は、実は2割くらいしかないんです。
内田 低めなんですね。
関コーチ 4メートルというと、テレビで見るとほとんど入っているように思いますけど、プロでもそのくらいしか入っていないんですね。
内田 はい。
関コーチ スポーツニュースなんかで見ると、優勝したいちばん成績のよかった人の、1日のダイジェストみたいなものを見てしまうので......。
内田 だからですね! すごいところしか見ていないんですね!
関コーチ そうなんです。だからすごく入っちゃうような気になるんですけど、これくらいの距離であれば、1回では入れなくていい距離です。
内田 なるほど。攻めにいかなくていいんですね。
関コーチ 2回で120点。初めてですから、3回で入れられれば100点です。
内田 はい。
カップまでの距離を見ながら素振りする
関コーチ では長めの距離でもなるべく寄せられるように、打ち方もちょっと説明したいと思います。これも3カ条です。
内田 3カ条!
関コーチ まず打つ前に素振りをして、どのぐらいの大きさで振ったらちょうどいいのかを決めます。
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