内田理央さん、バンカーショットに挑戦。3カ条を守って反復練習! (2ページ目)

  • photo by Setsu Takahiro(biswa)

関コーチ どうしてかというと、バンカーショットではインパクトでフェース面の真ん中にボールを当てたいんです。つまりクラブヘッドの下の部分は、砂に潜るということです。

内田 それでドンとクラブヘッドを落とすと。

関コーチ そうです。打ち上げるショットなので、ボールを上げたくなっちゃうんですけど、クラブをすくい上げようとすると、インパクトでヘッドの端にボールが当たりやすくなって、ボールは上がりません。

内田 上げるのはダメなんですね。はい。

関コーチ 次に条件2です。ボール1個分くらい手前から、クラブヘッドを潜らせ始めます。

内田 おー、なるほど!

関コーチ これは手前すぎてもダメですし、近すぎてもいけません。

内田 わかりました!

通常の3倍の強さで振る

関コーチ 最後条件3ですね。ボールの1個分手前にクラブヘッドを入れるというのは、わざとダフるということです。ダフるとボールは当然飛ばなくなりますので、それを見越してスイングを3倍にして振ります。

 このくらいの旗までの距離だったら、通常腰から腰くらいまでの振り幅で届きますが、バンカーショットではダフって飛ばなくなるので、その3倍強く振るということですね。

内田 なるほど。

関コーチ じゃあ、ちょっと僕が1回見本をお見せします。(わかりやすいようにボール1個分手前に線を引いて、打ちます)

内田 おお、すごい!

関コーチ ちょうどこの線を引いたところから、ヘッドが入っているのがわかりますかね?

内田 本当だ。わかります。

関コーチ こんな感じでふわっと上がって、山を越えて旗に飛んでいってくれます。

内田 はい。

関コーチ では条件1、2、3に気をつけて、練習してみましょう。

内田 ここ(ボールの1個分手前)を狙ってバサッといくんですよね。どれくらい振りかざしたらいいんでしょう?

関コーチ もう肩くらいまで上げちゃっていいです。

内田 あっ、そうなんだ。じゃあ、ちょっと1回やってみます。(打ちます。ボールが上がりませんでした)

 あっ! ダメだ! 難しい!

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