SASUKEワールドカップの「編集中に何度も涙ぐみました」 総合演出家が語った胸を打たれた人間ドラマ (4ページ目)
――駅伝とか野球、バスケットボール、バレーボール、あるいは柔道の団体戦とか。
乾 そう。たすきを繋いでいくものって面白いですよね。ミスした選手を仲間たちが熱い言葉をかけて元気づけたり、カバーしていく。その姿に胸を打たれます。今回、編集中に何度も涙ぐみましたよ(笑)。
――ただのスポーツ大会ではなく、改めてSASUKEは人間ドラマなんですね。
乾 そう思います。もちろん勝ち負けや競技そのものにも注目していただきたいですが、それ以上にプレーヤー同士がどんな気持ちでいるのか、どういう心情で緑山にいるのか、どこまで辿り着いて何を見たいのか。そうした人間の姿と熱を見せる番組なんだと思います。
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【Profile】
乾雅人(いぬい・まさと)
1964年生まれ、テレビ演出家。「SASUKE」「Amazon 風雲!たけし城」「旅するサウナ」 「リアル脱出ゲームTV」など数々の番組演出を手掛ける。FOLCOM.代表
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