『ブリテンズ・ゴット・タレント』でゴールデンブサー獲得の快挙 ダンサー地獄が語るその舞台裏と頂点への思い (3ページ目)

  • text by Sportiva

――ショーが終わったあとにはサイモンからは「really,really,really good」というコメントがあり、観客からは「ゴールデンブザー」のコールがありました。その光景を見てどう感じましたか。

 自分たちは自信を持って作品を披露しましたけど、同時に海外で自分たちのダンスパフォーマンスがどう受け取られるかという不安もありました。そのなかで、パフォーマンス中から拍手や歓声があったので、終わったあとにすごく気持ちよかったです。

 でもサイモンさんは辛口のイメージがあったので、コメントも気になっていましたが、「すごくいい」と言ってくださり、驚きやうれしさとともに、自信にもなりました。

 急に「ゴールデンブザー」のコールが始まったので、観客の方々も押してほしいと思ってくれているんだと、夢みたいな感じでした。ゴールデンブザーが押された時には、紙吹雪やゴールデンの電飾などが、すごくスローに見えました。これは現実なのかと思いましたね。

――準決勝がいよいよ近づいてきましたが、どのような意識で挑みますか。

 予選ではゴールデンブザーを押してもらえるようなパフォーマンスができたので、ジャッジの方や観客の方も、どう予選のものを超えてくるのかという期待の目があると思います。だから、通常のパフォーマンスではいけないと思っています。よりグレードアップさせたものを出そうという気持ちで練習をしています。

――BGTでの目標は?

 もちろん準決勝を突破して、決勝に進出して優勝というのが、自分たちの目標でもあります。そのためには普通の努力だけではいけないと思いますので、もっともっとという気持ちで練習できたらなと思っています。

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